Day 3 : 美しい空間 [trip]
ストックホルム3日目、明朝移動するので実質的には最終日です。
ストックホルムを訪れたら
必ず行ってみたいところがありました。
ここです。
ストックホルム市立図書館です。
外から観る造形も特徴的で美しいのですが
入館して建物中央へと続くアプローチを上ると
夢のある空間が広がっています。
わかりますか?
周囲360度を本に囲まれた構造なのです。
なんと美しいことか。
ストックホルム出身のアスプルンドという建築家に
よるものだそうです。
なんだか胸が高鳴りませんか?
時間を忘れそう。
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内装の赤い壁と
数多く飾られた絵画の白地との
コントラストが印象的なビストロに入りました。
18時台なのに満席の盛況です。
赤ワイン(ピノ・ノワール)と
カルパッチョと魚(何の種類だか聞いたけどわからない...)を
いただきました。
きょうは沢山歩いて沢山写真を撮ったけど
また別に紹介します。
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さて、初日のトラブルの件です。
オンライン予約しておいたはずの
寝台列車が取れてなかった!!
大失敗です。
確認mailがなかなか送られてこなかったので
不安になって中央駅のカウンタに直接訊いてみたら
姓・名どちらで検索しても出てこなかった......。ショック。
コンパートメント、楽しみにしていたのに。
仕切り直しで空席を確認してみましたが
時すでに遅く寝台は満席で2等席しかないとのこと。
ということで一日ここでの滞在を延ばして
明朝からの移動となったのです。
オスロでの滞在時間が殆どなくなってしまいました。
計画がかなり狂いましたけど
まぁ、こんなこともあります。
気を取り直して明日InterCityで
ノルウェイに向かいます!!
Day 2 : 雨のストックホルム [trip]
ホテルの部屋の窓からは
吹抜けのダイニングスペースが見えます。
テレビではローカルの天気予報が流れていて
スカンジナビア半島の上を
時計と反対方向に渦を巻くように
前線が延びていてそこに雨雲が停滞しているようです。
(という解説をしてるような気がする。)
きょうも雨です、ストックホルム。
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歴史を感じさせる街並みはどこも美しいですね。
雨が激しくなってきたのでトラムで移動かとも思ったのですが
行きたい方向とは違った......。
「欧州の人は少々の雨では傘をささない」
これは、出張でオランダ・ベルギーを頻繁に訪問してた頃に感じたことで
実際現地のメンバも「なんでお前はこれしきの雨で傘を出すのだ?」と
逆にこちらが変なヒト扱いだったことを思い出します。
当地のかたも強い、かなりの雨なのに
半数は傘なしで歩いているのです。そういうカルチャーなのか?
しかも寒い。気温が摂氏10℃とは。
海に近いところなので浜風も強く正直くじけそうですが。
主要ポイントをつなぐ水上交通・ボートと地下鉄とを使って
なんとか移動してゆく。寒い。
ボートの中から眺める街。
遠くに見えるのはスウェーデン国旗を掲げた城(?)。なんとなくかわいい風景。
(すみません、何の建物だか判りません......)
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降り続く雨の中の散策はつらいのでインドアに。
現代美術館は写真博物館・建築博物館を併設した建物です。
撮り方がヘタで今ひとつ雰囲気が伝わりませんね......。
中は撮影NGなのでこれだけです。
個人的には建築博物館がお薦め、規模は小さいですけど
精密な建築模型の展示に心躍りました。
(つくづく写真がなくて残念。)
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雨の公園にあったゴミ箱のオブジェ、
何かメッセージが書かれていますが
スウェーデン語なので何を訴えているのか......。
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街のあちらこちらに
多くの教会が見られることにも驚きました。
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今日のランチはユールゴーデン島にある
Blaportenというところで。
(正確には3文字目のaの上に"○"付き)
ミートボールを勧めるお店の彼に
「それは昨晩もう食べたから別のを」というと
サーモンになりました。
盛況で席がなかったので
屋根つきのテラス席で寒いなかの食事です。
寒いのにしっかりビールは飲んでます、笑。
昨晩のPELIKANでバーカウンタの兄さんに教えてもらった
地元のビール(らしい)「WISBY」を。とても軽い飲み口です。
◆
ストックホルムは水に囲まれた美しい都です。
カラダが冷え切ってしまいました。
明日は晴れますように。
Day 1 : another side : 着きました [trip]
成田を発ちました。
仕事じゃなくて海外に行くのは本当に久しぶりだなぁ。
昨年も直前のところで仕事が入って結局実現できなかったので
今年はかなり前から「休みますオーラ」で
防禦してきました。
実際、1週間くらい居なくたって大丈夫ダイジョウブ。
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そして、晴れて機上の人となりました。
このときロシアの上です。どの辺りかはまったく判りませんが。
鰯雲っぽいのの向こう側に凍っているかのような河の流れが
見えるのですが......見えづらいですね。
こういう画像って伝わらない、笑。
ランチを撮り損ねたので
着陸前に出された軽食を載せときます。
サラダボウルのデザインが可愛いぞ、Finnair。
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フィンランドに初上陸です。
乗ってきたフィンランド航空のエアバスA340です。
揺れもなく快適、ほぼ定刻とおりに到着。
けど今日のヘルシンキはトランジットだけで
このまま乗換えて向かった先は
雨のストックホルムでした。雨、残念......。
Baggage Claimから見える2Fのカフェも
何となくおしゃれに見えてしまう......。
雨の中、シャトルバスでストックホルムの中心街へ。
バスのターミナルはストックホルム中央駅に隣接していて
更に滞在するホテルも駅から至近の位置にあります。
部屋はこんな感じで。
予想していたよりかなり狭い、笑。が、ひとりだからこれでもいいかな。
◆
既に19時を回っていたので食事に出ました。
地下鉄に乗って中央駅から4つめのSkanstull駅で下車し
徒歩5分ほどの路地にあるPELIKANで夕食です。
この右側の半月状のがクラコットのような食感で
おいしかったです。
5-6月のヨーロッパといえば
ホワイトアスパラは外せないよな、と勝手な思い込みがあって
頼んでしまいました。
メインはスウェーデンの定番料理らしいこれです。
ミートボール。でかい......。
ストックホルムの人たちのソウルフードなのでしょうか。
少し甘めのソースとスパイスの効いたミートボールが
良く合ってました。
そうそう、店の雰囲気は古きよき時代の趣があって
とても素敵でした。
◆
話は変わりますがヨーロッパの鉄道って
本当にデザインとカラーリングが秀逸ですね。
ストックホルムの地下鉄もこれで。
ドアとシートが青で
手すりが黄色(金)の配色にしてあって
ちゃんとスウェーデンカラーになってます、笑。
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ホテルに帰る前に
鉄道の切符を買おうとしたところで
ちょっと困ったことになりました。
つづきはまたあした。
にんじんしりしりー / 楽器 [つまみ]
テレビで比嘉愛未さんが作ってた
にんじんしりしりーを試してみました。
"しりしりー"とは
すりおろす意味なんだそうです。
人参を粗くすりおろしまして
それをバターで炒め
塩・コショウで味付けします。
人参がしんなりしてきたら
溶き卵を回しかけて出来上がり、
このうえないシンプルさです。
人参の甘みとバターのコクで
酒にも御飯にも合いますね。
◆
satsukiさんから質問のあった楽器の話です。
昔むかしはこれをやってました。
トランペットです。
古典的な表現で
練習もしていないヘボなプレーヤのことを
トランペット吹きではなくトランペット"拭き"だって
云うんですが、
最近は"拭く"ことすらやってなくて
銀メッキが曇ってしまってます(苦笑)。
もうひとつはベースです、
こちらも今は
バンド活動休止中なので
ときどき自主練するだけですね......。
ベースの似合う
かっこいいジイサンになりたいので
もう少しがんばりましょう。